どうも皆様!今日は題名の通り「おいしいごはんが食べられますように」を読み切ったので読書感想文を書こうと思います!どたです!
めちゃめちゃ面白かった!小説読むたびに言っている気がするな。でも本当に面白いんだから仕方ない。今回読んだ「おいしいごはんが食べられますように」は芥川賞受賞作なだけあってめっちゃ読みやすかったです!
どこからがネタバレになってしまうのか分からないのでもう序盤から書いておきます、ネタバレ注意です!まあ読書感想文なんて大半そうなんですけど。
この小説は題名なだけあって「食」についてがテーマなんですけど、職場の人間関係を軸に書かれているので「職」に関してでもあるんですよ。
主な登場人物は男性社員の「二谷」、可愛がられる立場にいる料理が上手な女子社員「芦川」、芦川を特別扱いはしたくないと思っている女性社員「押尾」さんの3人で、個人的に一番可哀想な立場にいると思ったのは押尾さんでしたね。
芦川さんが結構か弱い系と言いますか、可愛がられていて他よりも仕事をしなかったり休みがちでも咎められることはないタイプで「あ~こういう人いる~!!」って思いながら読んでましたね。
そしてそんな可愛い芦川さんに好意を寄せるのが二谷。二谷さんは基本的に食に関する興味が無くて、もはや食事に対して面倒だとすら思うタイプ。「それ一錠で栄養が確保できる錠剤ができて、食事は嗜好品としてだけ残ればいい」みたいに言ってたのには正直同意しました。自分も野菜苦手なので。
そしてその二谷のよき同僚が押尾。押尾さんは本当に可哀想で。仕事が出来てしまうからなあなあで続けてる~みたいな、「出来ること」だからやってるだけで別に好きではないっていうこの言いようのない窮屈さがずっとモヤモヤしましたね。
小説書かれ方で上手いなって思ったのは三大欲求のうち「食欲」と「性欲」だけを書いて「睡眠欲」の要素をあまり書いていないのが無駄がない感じがして良かったですね。あまり長くないのに登場人物の心情とかその場の雰囲気が丁寧に書かれていて読んでいて楽しかったです。
あとあくまで「人間関係」とか「職場の雰囲気」とかなので変に恋愛要素が多すぎないのもよかった。題名の温かさとは裏腹に人間の冷たさとか言いようのない妬み嫉みとか怒りとか結構負の感情が書かれていておもしろかったです。
最後に「おいしいごはんが食べられますように」の意味って「人と食べるご飯がおいしいと感じられるくらい、いい職場に行けますように」っていう押尾さんの願いなんじゃないかなって個人的に思いました。
「食」や「職」から逃げられた押尾さんは救われてほしいし、芦川さんと二谷さんはまあそれなりにお幸せにって感じです。
本当になんで人間って食事を囲まないとお祝いができないんですかねって読み終わって思いました。いつも隣にある何気ない「食事」というテーマからこんなに広げて書けるのが凄いなと思いました。
感想文書くのが明か下手になってますね。語尾が全部「思いました」で終わってしまう。もっと書きたい事は色々あるのでもしかしたらまた追加するかもです!今日はここまで!そんじゃまた~!