どうも皆様!「こういう事情 」がありまして何も書くことがないのに1日分何かを書かなければいけないという状況に至っています。どたです!
なぜ2025年最後の日にこんなことになっているんだとは自分が一番思っているんですけど、どっかでズレを作りやがった己のせいです。正直「更新だけします!」とだけ書いてしまって終わりにしてもいいんですけど、わざわざ見に来てくださった方には何かを届けたいなと思いまして。
せっかくなので最後に書きましょうか。2025年ラスト「ショートショート」!!こんなに消化試合みたいな適当な題名なのに読みに来てくださったあなたに少しでも楽しんでもらえるようなるべく頑張って書くので良ければ読んでいってください。それではどうぞ!
ぎらぎらと太陽が照り付けていた。
昼下がり、僕の高校のテストは1日目の終わりは午前中までで帰ることができるから少し気が楽だ。今日の教科の為に持ってきたテキストは全てロッカーに入れてきたから行きより軽くなったリュックサックを肩に載せていた。
テキストたちと一緒に今日のテストに対する不安もロッカーに置いてきたから夏休み前の皮膚を指すような日差しの中でも肩で風を切って歩けた。
一度終わってしまったテストの点数は考えるだけ無駄だと思っている。いくらそれを考えても、答案用紙の回答が書き換えられるわけでもない。清々しい気持ちで足元を見ながら歩いているとふと目にキラッとした何かが見えた。
100円玉だった。ラッキーだと思ったと同時に拾ってはいけないとも思う。欲望と理性の狭間で揺れ動いる様を最初に天使と悪魔に例えた人は中々上手いものだななどと思った。
ただそんなことを思っただけで僕の中で勝ってしまったのはいわゆる悪魔の方だった。田舎道、監視カメラもなければこの方向の道を通るのなんて自分くらいしかいないものだと思ったから正直拾ってしまえばこちらの物だと思った。
自分の行動はテストの点数と同じだ。過去のことを考えてもそれを変えることはできない。この100円玉を落とした人が落とした事実は変わらないし僕が今拾ってこの出来事が過去になってしまえばそれは変えられない。小銭だけ落ちているのを拾っても持ち主に帰るとも限らないんだから。そんな言い訳を自分に言い聞かせているときには既にズボンのポケットが少し重くなっていた。
罪悪感をポケットに入れながら僕は帰路の続きを歩いた。監視カメラも無いのに不思議と周りの景色がこちらを見ているような気がした。錆びついたどこかの会社の看板、等間隔に並ぶ電柱、公園のブランコや滑り台。どれもこれもがこちらを睨んでいる気がしてならなかった。執拗に鳴くセミたちの声もこちらを批難しているような気がして僕は足早に家を目指した。
家に帰って部屋でアイスを食べていると外から救急車の音が聞こえた。
「最近は熱中症で救急車ばっかりね」なんてお母さんがぼやいているのがセミの声にかき消されていった。
翌日の夕方、テスト後にやっと帰った僕は制服も脱がずにリビングで涼んでいた。汗でワイシャツが背中にべっとりついて気持ち悪い。こっちが疲れているのなんてお構いなしにお母さんが話しかけてきた。
「そういえば昨日だったかしら。あのアンタの帰り道の公園でおじいさんが熱中症で倒れたって。しかも自販機の前でなんか買おうとしてた時に倒れちゃったらしくてもうホントに可哀想よね。無事だといいんだけどね。」
アンタも熱中症気を付けなさいねなんて付け加えていた声は曖昧にしか聞こえなかった。ポケットに入れっぱなしだったそれをそっと外から指でなぞる。今まで吹き出ていた汗はもうすっかり冷えてしまった。
と、こんな感じでいかがでしたでしょうか?なぜ自分はショートショートを書こうとすると毎回不穏な終わり方にしかできないんですかね。今が真冬なので夏を思い出して書いてみました!題名でも付けようかと思いましたが思いつかないのでやめました。
穴埋めで書いたつもりだったのに長くなりましたね。今回はここまで!次が本当に2025年ラストのブログとなります!そんじゃまた~!